
コンニチハ
パンに塗り塗りジャム太郎です!
今回のテーマは
「GET」と「POST」の違い
についてです。
1.はじめに
Web開発をしていると、サーバーにデータを送る場面がよくあります。その際に使われるのが「GET」と「POST」という2つのHTTPメソッドです。どちらもデータを送る役割を持っていますが、用途や仕組みに違いがあります。
例えば、検索エンジンでキーワードを入力するときと、ログインフォームにユーザー名とパスワードを入力するときでは、異なる方法でデータが送られています。それはなぜでしょうか?
では、「GET」と「POST」の違いとは何なのか?わかりやすく解説していきます!
2.GETとは?
GETメソッドは、リクエストURLにパラメータを付与してデータを送信する方法です。
特徴
- データがURLに含まれる → ブックマークや共有が可能
- リクエストはキャッシュされやすい → パフォーマンス向上
- データ量に制限がある → URLの長さに依存(通常は約2000文字)
- 主にデータの取得に使用 → 例: 検索クエリ、特定の情報の取得
GETの使用例
https://example.com/search?q=web+development
もし上記のURLを開いた場合、サーバーは「web development」という検索ワードを受け取り、結果を返します。
3.POSTとは?
POSTメソッドは、リクエストのボディ部分にデータを含めて送信する方法です。
特徴
- データはURLに含まれない → セキュリティ面で優れる
- キャッシュされにくい → 毎回新しいリクエストとして処理される
- データ量の制限が少ない → 大きなデータ(ファイルアップロードなど)も送信可能
- 主にデータの登録・変更に使用 → 例: フォームの送信、ユーザー登録
POSTの使用例
POST /login HTTP/1.1
Host: example.com
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded
username=user&password=securepassword
4.まとめ
比較項目 | GET | POST |
---|---|---|
データ送信方法 | URLに含める | ボディに含める |
URLの長さ制限 | あり(約2000文字) | なし |
キャッシュ | されやすい | されにくい |
セキュリティ | 低い(URLに情報が見える) | 高い(ボディ内に隠れる) |
用途 | データ取得 | データ送信・変更 |
基本的な使い分けとしては、以下になります。
- データを取得する場合 → GET
- データを送信・変更する場合 → POST
例えば、
- 検索フォーム:GET(検索結果のURLを共有できるように)
- ログインフォーム:POST(パスワードをURLに含めないように
適切に使い分けることで、より安全で効率的なWeb開発ができます!
では、また次の記事で〜