
コンニチハ
パンに塗り塗りジャム太郎です!
今回のテーマは
「Docker」と「仮想マシン」の違い
についてです。
1.はじめに
「Dockerってよく聞くけど、仮想マシンと何が違うの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
この記事では、初心者でもイメージしやすいように、Dockerと仮想マシンの違いをわかりやすく解説します。難しい用語はできるだけ避けて、5分で読める内容にまとめました。
2.ざっくり結論:軽いのがDocker、重いのが仮想マシン
- 仮想マシン(VM):本物のパソコンをまるごとソフトで再現したようなもの
- Docker(コンテナ):必要な部品だけ取り出して、効率よく動かせる仕組み
つまり、仮想マシンは「フルセット」、Dockerは「最小限セット」なんです。
3.たとえ話:アパート vs ホテルの部屋
仮想マシンとDockerを、「住まい」にたとえてみましょう。
仮想マシンは一軒家付きのアパート
- 自分専用のキッチン・トイレ・お風呂がある
- 他の住人とは完全に分離
- 引っ越しや準備に時間がかかる
- 家ごと動かす感じなので重たい
Dockerはビジネスホテルの一室
- 必要なものだけそろっている
- ホテルの建物(OS)は共有
- サクッとチェックイン・チェックアウトできる
- 軽くて早く動く
4.もう少し技術っぽく言うと?
比較項目 | 仮想マシン(VM) | Docker(コンテナ) |
---|---|---|
起動時間 | 数分〜数十分かかる | 数秒で起動 |
必要なリソース | 多い(メモリ・CPUなど) | 少ない |
OSの数 | 各VMに1つずつ入れる必要がある | ホストOSを共有できる |
実行環境の隔離性 | 完全に独立 | 軽い隔離(でも十分安全) |
5.なぜ最近はDockerが人気なの?
- 開発が早く進む
- →環境構築が一瞬でできるから!
- 動作が軽い
- →パソコンへの負荷が少ない
- 移動も簡単
- →作ったアプリをそのまま他の環境でも動かせる
6.まとめ:どっちを使うべき?
あなたがしたいこと | 向いてるのは |
---|---|
WindowsやLinuxをまるごと動かしたい | 仮想マシン(VM) |
アプリを手軽に動かしたい・開発したい | Docker(コンテナ) |
Dockerは軽くて便利な分、「OSごと再現する」ような用途には向いていません。逆に言えば、アプリの動作環境を素早く再現したい人にとっては最強のツールです!
では、また次の記事で〜