【一目でわかる】キャッシュ vs クッキー vs セッション

コンニチハ

パンに塗り塗りジャム太郎です!

今回はこの3つについて解説していきます

  • キャッシュ(Cache)
  • クッキー(Cookie)
  • セッション(Session)

実はジャム太郎も、業務の中でよく混乱する箇所なんですねよね〜

それぞれの特徴を比較表にまとめました!

項目キャッシュクッキーセッション
主な目的webページの表示速度向上、サーバー負荷軽減ユーザーの識別、状態の保持、設定の保存ユーザーの識別、状態の保持(ログイン状態、カート情報など)
保存場所ブラウザ、プロキシサーバー、CDNなどユーザーのブラウザサーバー
保存されるデータ画像、CSS、JavaScriptファイル、HTMLファイル、APIレスポンスなどユーザーID、設定情報、アクセス履歴など(比較的小さなデータ)セッションID、ログイン状態、カート情報、一時的なユーザーデータなど(比較的大きなデータも可)
有効期限設定による(ブラウザを閉じても残るもの、閉じたら消えるものなど)設定による(ブラウザを閉じても残るもの、閉じたら消えるもの、セッションクッキーなど)設定による(一般的にはブラウザを閉じるまで、または一定時間操作がない場合など)
セキュリティ比較的低い(公開された静的コンテンツが主)比較的低い(クライアント側で改ざん可能、XSS対策が必要)比較的高い(サーバー側で管理、セッションハイジャック対策が必要)
容量制限ブラウザや環境によるブラウザによる制限あり(一般的に4KB程度)サーバーの資源による
サーバーとのやり取り基本的に発生しない(キャッシュが有効な場合)リクエストヘッダーに含まれてサーバーに送信されるセッションIDのみがクッキーなどを介してやり取りされる

この表が勉強や業務の中で役立てば幸いです!

では、また次の記事で〜

投稿者 パンに塗り塗りジャム太郎

コンニチハ! Z世代のパンに塗り塗りジャム太郎です。 Web系自社開発企業でポンコツエンジニアをしております。 このブログでは最低1人にでもタメになってくれたらいいなぁ〜ぐらいの内容を発信しています。 お手柔らかによろしくお願いいたします。