
コンニチハ
パンに塗り塗りジャム太郎です!
今回のテーマは「LaravelでHello Worldを表示」についてです。
1.はじめに
「Laravelって名前は聞いたことあるけど、難しそう…」と思っていませんか?
今回はそんな初心者の方でも、たった数ステップで「Hello World」を表示する方法をご紹介します。環境構築から表示まで、5分でできちゃいます!
2.Laravelの準備
Laravelを使うには、まず開発環境が必要です。
ここでは最も簡単な Laravel Sail を使った方法をご紹介します(Dockerが必要です)。
●事前に必要なもの:
- Docker
- Git
- WSL(Windowsの場合)
3.プロジェクトの作成
ターミナルで以下のコマンドを実行して、Laravelプロジェクトを作成します。
curl -s https://laravel.build/hello-laravel | bash
cd hello-laravel
./vendor/bin/sail up -d
●解説:このコマンドって何してるの?
curl
:指定URLのデータを取得するコマンド-s
:--silent
の略。進行状況などの出力を省略する静かなモード- https://laravel.build/hello-laravel:Laravel公式のビルドスクリプト(hello-laravel はプロジェクト名)
./vendor/bin/sail
:Sailのコマンド実行ファイルup -d
:Dockerコンテナをバックグラウンドで起動(-d
は--detach
の略)
●実行後の構成(例:Documents/App/配下):
App/
└── hello-laravel/
├── app/
├── bootstrap/
├── config/
├── database/
├── lang/
├── public/
├── resources/
├── routes/
├── storage/
├── tests/
├── .env
├── .env.example
├── .gitattributes
├── .gitignore
├── artisan
├── composer.json
├── composer.lock
├── docker-compose.yml
├ →Laravel Sail用
├── vendor/
├ →Laravel本体など
├ →(Composer自動生成)
└── その他ファイル一式
これで開発用サーバーが起動します!
4.ルーティングの設定
Laravelでは「ルーティング」と呼ばれる仕組みで、URLと処理内容を紐付けます。
routes/web.php
を開いて、以下のように編集します:
<?php
use Illuminate\Support\Facades\Route;
Route::get('/', function () {
return 'Hello World';
});
これで、トップページ( /
)にアクセスしたとき、「Hello World」と表示されるようになります!
5.実際にアクセスしてみよう
ブラウザで以下のURLにアクセスしてみましょう:
http://localhost
もし別ポートで起動している場合は http://localhost:8000
や http://localhost:8080
のように試してみてください。
すると…
Hello World
と表示されれば成功です!
6.まとめ
今回やったことをおさらいすると:
- LaravelプロジェクトをSailで作成
- ルーティングに「Hello World」を設定
- ブラウザで表示を確認
Laravelは難しそうに見えても、実はとてもシンプルな作りになっています。まずは「Hello World」から一歩踏み出して、少しずつLaravelの世界に慣れていきましょう!
では、また次の記事で〜