【初心者向け】CDNとキャッシュの違いとは?わかりやすく解説!

コンニチハ

パンに塗り塗りジャム太郎です!

今回のテーマは

CDN」と「キャッシュ」の違い

についてです。


1.はじめに

Webの表示を速くしたい!そんなときによく出てくる言葉が「キャッシュ」と「CDN」。
でも、この2つ、似てるようで違うもの。

この記事はこんな方におすすめです:

  • Web表示速度が気になる人
  • CDNを使おうか迷っている人
  • キャッシュの仕組みがピンと来ていない人

この記事では、初心者向けに「CDN」と「キャッシュ」の違いをやさしく解説していきます!


2.「キャッシュ」ってなに?

キャッシュは、よく使うデータを一時的に保存しておく仕組みです。

たとえば、あなたが毎朝コンビニに行って同じパンを買うとします。
そのたびにパン工場からパンを運ぶのは大変なので、コンビニがあらかじめパンを在庫として置いておく。
これが「キャッシュ」の考え方です。

ブラウザも同じで、一度表示した画像やCSS、JavaScriptを次回のアクセス時にもう一度ダウンロードせずにすむよう、保存しておくのが「ブラウザキャッシュ」。


3.「CDN」ってなに?

CDN(Content Delivery Network)は、世界中にあるサーバーで、Webサイトのデータを配信する仕組みです。

さっきのコンビニの例で言うと、今度は「パン工場」が日本だけじゃなく、世界中にあるイメージ。
どこからアクセスしても、一番近い場所の工場(サーバー)からパン(データ)を届けてくれるのがCDNです。

有名なCDNサービスには

  • Cloudflare
  • AWS CloudFront
  • Fastly

などがあります。


4.CDNとキャッシュの違いをざっくり整理

項目キャッシュCDN
目的再アクセスを速くする距離を縮めて速く届ける
保存場所ユーザーのブラウザや端末、サーバー世界中のCDNサーバー
誰が管理?ブラウザ or 開発者側の設定CDNサービスが管理
更新タイミング開発者が制御できるがタイムラグもキャッシュ+エッジ配信で速いけど設定が必要

5.どちらも使うとどうなるの?

ベストなパフォーマンスが得られます。

  • CDNで「物理的な距離」を短縮し、
  • キャッシュで「再取得の手間」を削減する

これによって、サイトはサクサク動き、ユーザーの満足度もアップ!


6.まとめ

  • キャッシュは「一度使ったデータを再利用」するしくみ
  • CDNは「近くのサーバーからデータを配信」するしくみ
  • どちらもWebの表示を速くするための味方!

これらを上手に組み合わせて、快適なWeb体験を提供していきましょう!


では、また次の記事で〜

投稿者 パンに塗り塗りジャム太郎

コンニチハ! Z世代のパンに塗り塗りジャム太郎です。 Web系自社開発企業でポンコツエンジニアをしております。 このブログでは最低1人にでもタメになってくれたらいいなぁ〜ぐらいの内容を発信しています。 お手柔らかによろしくお願いいたします。